2年ほど前にネットで買った中古のNECノートパソコンVersaPro VK17TG-Jですがこれでずっとブログを書いています。このパソコンの特徴は何といっても薄くて軽量なところ。
持ち運びで仕事用PCと一緒にこのVersaPro VK17TG-Jと2台を常に持ち歩いているのでVK17TG-Jの795gといった重量は非常に助かっています。

ありがたい
しかし最近になってバッテリーの減りが異常なほどはやくなりました。
満充電でも20分も使えば電池切れになるようになりましたがそれでもガマンをしてコンセントのある所を探して使用していましたが、最近のスタバでは電源を使用禁止にしている席も多くなってきています。

このままではブログ作業に支障がでる
と自分に言い聞かせてついにバッテリーの交換を決意しました。
しかしこのNECのパソコンは見てみるとバッテリーが内蔵タイプで見ただけの印象では簡単には交換ができそうにありません。

なんだか難しそう
パソコンを改造、分解などしたこともない私が本当に出来るのだろうか?
心配になりましたが実際にやってみると素人の私でも簡単に作業ができました。
プロに頼むよりも半値ほどでバッテリー交換ができて大満足です。
今回かかった費用
バッテリー(PC-VP-BP95)純正購入金額8700円 作業工賃 0円
プロに頼むとバッテリー交換費用&工賃 相場 約35,000円
自分で交換したほうが安くバッテリー交換ができます。
実際の交換方法やバッテリー品番の調べ方を今回はお届けします。
ノートパソコンのバッテリー交換時期は?
通常、バッテリーの寿命は4年程と言われています。
ノートパソコンのバッテリー交換時期の目安としては、基本的に「バッテリーを交換してください」との表記が出たときが交換時期です。
外出時にノートパソコンを使用する頻度が高いのであれば、使用できる時間が最初の頃と比べて半分以下となったら交換が必要と判断します。
他にも
電源が落ちやすくなる
パソコンの動作がおかしくなる
フリーズするといった症状も出てきます。こういった症状が出ればバッテリーの交換時期だと思ってください。

バッテリー品番の調べ方
次に今お使いのノートパソコンのバッテリー品番を調べましょう。
品番はネットで調べるとすぐに出るパソコンもありますが私のノートパソコンの場合は少し古い機種ということもあり、バッテリー品番はパソコンを分解して直接、目視で確認をすることにしました。
分解と言っても写真の赤丸に囲っている部分のネジを外すだけなので簡単です。

まずはパソコンの裏側の小さなネジを精密ドライバーで全て外します。
精密ドライバーは100円ショップでも売っていますので買っておいてください。
そして裏側カバーを取り外すとパソコンの中身が見えます。

バッテリーと基板が接続されている小さなコネクタを外すとバッテリーが取り外せます。バッテリーの裏面を見ると品番が書いてあります。
見るとPC-VP-BP94と書いていました。これで品番の確認は完了です。
一旦、バッテリーは元に戻してパソコンを逆の手順で組み立てましょう。
バッテリーの手配方法
パソコンのバッテリーは、家電量販店やパソコン専門店で手に入ります。
通販でも販売していますしネットでも品番で調べればすぐに出てくるものが多いです。(古すぎると出ませんが)
さっそくネットで先程確認した品番PC-VP-BP94をうちこみ調べてみました。
たくさんの候補が出ましたが最終的にはパソコン部品を販売している専門店から今回は新品のNEC純正バッテリーを購入しました。
NEC 純正バッテリー(PC-VP-BP95)純正品の今回購入価格は8,700円でした。通常が17,000円ぐらいするので

めちゃくちゃ安く買えてラッキーです。
ここでバッテリー探しに注意するポイントはバッテリーには純正品と互換性のある社外品の2種類があるということです。
純正品の特徴
純正品の特徴はなんといっても安心ではないでしょうか。
初期搭載のバッテリーと同じものなのでもちろんトラブルも少なく安心して使用できます。
互換バッテリーと比べると少しお値段が高いのがデメリットです。
互換バッテリーの特徴
互換バッテリーの最大のメリットは何と言っても低価格で購入できるということです。
安いものでは純正品の半額以下で購入することができます。
しかし、あまりに安いものやセルが海外生産のものはあまりお勧めしません。
バッテリーの中身(セル)に日本製を使っている高品質なものが探せば互換バッテリーにもあります。
海外製と比べて寿命や充電回数も多く、トラブルを防ぐ保護回路を搭載されている場合がほとんどです。
またお店の保証内容(長期保証や初期不良対応など)もよくみて購入を判断するようにしましょう。

安くても使えなければもったいないよね
私の場合は純正品が互換バッテリーと同じような価格で販売されていたので今回は迷わず純正品を選びました。
バッテリー交換方法
さて、注文して3日ほどたったある日、バッテリーが無事に家に届きましたのでさっそく取り付けをしてみましょう。
バッテリーの品番を確認したときと同じように精密ドライバーでノートパソコンの裏側ネジを外していきます。

ネジを無くさないように小皿などに置いておきましょう。(私は置き忘れました)裏側カバーを外してパソコンの中身(基板)を丸見え状態にします。
あとはバッテリーと基板が接続されている小さなコネクタを慎重に取り外してこれまた小さなスピーカーをゆっくりと邪魔にならないところに移動させます。
あとはバッテリーをとめているネジも外してバッテリーを取り外します。

私は今回購入したバッテリーはPC-VP-BP95です。
初期で搭載されているバッテリーはPC-VP-BP94でしたが調べたところPC-VP-BP95でも使用できて大容量ということで今回はPC-VP-BP95を使用して電池容量をアップさせます。
それでは早速PC-VP-BP95バッテリーを取り付けてみます。
外したときと逆工程でバッテリーと基盤の接続しているコネクタを取り付けてスピーカーを元に戻してバッテリーをセットしてネジを締めていきます。
最後にカバーもとじて同じようにネジを締めます。

完成です
電源ACアダプタを装着してから電源ボタンを押して電源を入れてみます。

あれ?

全く反応しない、、
ひとまずACアダプタでパソコンの電源を入れてみます。

バッテリーがパソコンに検知されていないのです。
初期不良?かなり焦った私はすぐにもう一度電源を落としてカバーを開けてみることに。
バッテリーをよく見てみると
コネクタが置くまで差し込まれていませんでした。
このコネクタはロック機能がないので奥まで差し込まれたかどうか判断するのが難しいのです。とか思いながら
こんな初歩のミスに気付くまでに40分かかってしまいました。
ひとまず、置くまでlコネクタを差し込みもう一度組み立ててACアダプタを繋ぐと

光りました。電池マークです。
あとはパソコンの電源をつけてみて画面右下の電池残量を確認すると充電されていることがわかりました。

2回目の完成です
実際に私の場合は、初歩的なミスもあって時間がかかってしまいましたが慎重に作業をしても10分かからずに作業は完了すると思います。
- ノートパソコン裏側のカバーを外す
- コネクタを外す
- バッテリーを外す
- バッテリーを交換して元に戻す
これだけです。こんなに簡単にできるのであれば自分で交換した方が安くて早く交換が可能です。きっと次回寿命がきてもまた自分で交換すると思います。
私はこの薄型軽量のパソコンが持ち運びしやすくて大変気に入っています。これからも長く使用したいと思っています。
今回、パソコンのスペックについては触れていませんが、もし気になる方がいましたらこちらの快晴さんぽさんが運営している快晴ブログの記事が非常に分かりやすかったです。
勝手に紹介させていただきます。気になる方はぜひ。
結論
今回はNECノートパソコンVersaPro VK17TG-Jの交換をしてみましたが
同じパソコンや同じシリーズのパソコンであれば作業内容は変わらないと思います。
もしバッテリーを交換するか悩んでいる人やバッテリーの寿命で困っているのであればこの記事を参考にバッテリー交換にチャレンジしてみてください。
私の場合はバッテリー交換をすることで最大20分しか使用できなかったノートパソコンが今では5時間使用できるようになりました。交換して本当に良かったと思っています。
ちなみにバッテリーの容量を上げたので少し重量は重くなりました。


と言っても861gなら1kgをきっているし全然許容範囲ですね。